何がしかの基礎知識なりテキストなり持ってる人を対象に簡潔な解説にした。
ガンマ線透過写真撮影作業主任者試験Ａ 1/2 ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識
問1 答(2)
問2 答(5)
(5)×1秒間に1個の割合
問3 答(2)
(2)×グロー曲線は熱ルミネセンス検出器(TLD)の加熱温度と発光の関係式
問4 答(3)
(3)×方向依存性が大きい
問5 答(4)
問6 答(2)
Hee=0.08Ha+0.44Hb+0.45Hc+0.03Hm
題意よりHb=Hc,Hm=Ha
Hee=0.08*1.2+0.44*0.3+0.45*0.3+0.03*1.2=0.399
問7 答(5）
問8 答(4)
問9 答(4)
3.64 / ( 0.091 /1e6 *0.5e12 ) = 8e-5
グラフ読む
問10 答(2)
点Qおいて3月での線量当量=1mSv/h *(3m/10m)^2 *(3/60)h *n枚/週*13週
これが1.3mSv以下になれば管理区域外となるから n≦22.2
これ以下の枚数で管理区域外
ガンマ線透過写真撮影作業主任者試験Ａ 2/2 関係法令
＜この問は労働安全衛生法、施行令、施行規則＞
問11 答(2)
(1)×＜法第12条の2、則第12条の2＞10人以上50人未満なら安全衛生推進者が必要
(2)○＜法第10条、令第2条＞製造業等々で300人以上なら総括安全衛生管理者が必要
(3)×＜法第13条、則第13条＞1000人以上なら専属の産業医が必要
(4)×＜法第12条、則第7条＞製造業は第一種衛生管理者以上
(2)×＜法第12条、則第7条＞1000人を超え専任、500人を超えで放射線にさらされる業務に30人以上でも専任
＜以下法令名記載なきものは電離放射線障害防止規則＞
問12 答(1)
＜第3条＞
(1)×1.3mSv
問13 答(3)
＜第4条、第5条、第6条＞
(3)×150mSv
問14 答(4)
＜第9条＞
(4)×3月ごと及び1年ごと
問15 答(2)
＜第18条の3、第15条、第17条、第3条の2＞
(2)×20uSv/h
問16 答(3)
＜第18条の5＞
問17 答(1)
＜第52条の3＞
問18 答(4)
＜第42条、第18条の10＞
問19 答(5)
＜第56条、第57条、第57条の2＞
問20 答(2)
＜第54条＞
ガンマ線透過写真撮影作業主任者試験Ｂ 1/2 ガンマ線照射装置に関する知識
問1 答(5)
問2 答(3)
60Co 1.17MeV(99.9%),1.33MeV(99.98%)
137Cs 0.662MeV(85%)
192Ir 0.317MeV（83%),0.468MeV(48%)
169Yb 0.063MeV(42%),0.198MeV(36%)
問3 答(3)
問4 答(1)
透過率 = I(透過後の線量)/I0(透過前の線量) = exp(-u(線減弱係数)*x(厚み))
u(線減弱係数)=m(質量減弱係数)*d(密度)
質量減弱係数は物質によらずほぼ一定
A 7.8*4=31.2
B 11.4*2=22.8
C 2.3*6=13.8
問5 答(3)
60Co 5年、137Cs 30年、192Ir 74日
問6 答(2)
t期間経過後の放射能A = 元の放射能A0 * (1/2)^(期間t/半減期T)
A/A0 = (1/2)^(t/T)
対数をとる ln(A/A0) = ln((1/2)^(t/T)) = t/T * ln(1/2)
800 = 2*2*2*10*10
t = ln(2^-3*10^-2) * 74 / ln(2^-1) = (-3*.69 -2*2.3) * 74 / -.69 = 715d
=1.96y
問7 答(5）
問8 答(3)
問9 答(3)
問10 答(1)
ガンマ線透過写真撮影作業主任者試験Ｂ 2/2 ガンマ線の生体に与える影響に関する知識
問11 答(3)
問12 答(1)
感受性が高いことは正しいが、リンパ球は分化が進んだ細胞なのに感受性が高いことが法則に反する
ベルゴニー・トリボンドーの法則（細胞分裂が活発なほど、将来の分裂数が多いほど、未分化なほど感受性が高い）
問13 答(3)
問14 答(3)
問15 答(5)
問16 答(2)
半減期が長くても、線量が小さければ危険と言えない
問17 答(5)
問18 答(5)
問19 答(2)
(1)×造血障害（骨髄死）
(3)×マウスの腸死の生存期間は3.5日（ヒトは10～20日）
(4)×①10,②100,③1000Gy
(5)×マウスの中枢神経死の生存期間は即死～1日（ヒトは数日）
問20 答(5)