何がしかの基礎知識なりテキストなり持ってる人を対象に簡潔な解説にした。
ガンマ線透過写真撮影作業主任者試験A 1/2 ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識
問1 答(3)
(3)×夜間は事故の可能性が高くなる
問2 答(4)
(4)×等価線量=線質による放射線荷重係数×吸収線量
問3 答(1)
(1)×グロー曲線は熱ルミネセンス検出器(TLD)の加熱温度と発光の関係式
問4 答(3)
A×数え落としは高線量率で多くなる
D×低エネルギー(約50keV以下)の測定は不向きである
問5 答(5)
(5)×半導体式ポケット線量計はシリコン半導体を使い、MOSFETを使うのはDIS線量計
問6 答(3)
(3)×線量率の低い箇所から実施
問7 答(5)
(5)×責任者は少数で
問8 答(1)
境界において3月での線量当量=26mSv/h*0.5 *(1m/xm)^2 *(3/60)h *60回/週*13週
これが1.3mSv以下になれば管理区域外となるから x≧sqrt(507/1.3)=19.7
これ以上の距離で管理区域外
問9 答(1)
透過率 = I(透過後の線量)/I0(透過前の線量) = exp(-u(線減弱係数)*x(厚み))
これの対数とったloge(I/I0) = -u*x
を元に考える
1mm鋼板について loge(60/240)=-2*loge2=-u*1
1.5mm鋼板について loge(2^-a)=-a*loge2=-u*1.5
両式より a=2*1.5/1=3
16mmアルミ板について loge(60/240)=-2*loge2=-u*16
8mmアルミ板について loge(2^-a)=-a*loge2=-u*8
両式より a=2*8/16=1
よって1.5mm鋼板と8mmアルミ板を重ねた透過率 2^-3 * 2^-1 = 2^-4
240uSv/h * 2^-4 = 15uSv/h
問10 答(2)
30 * 18*60/256 *0.95 = 120
ガンマ線透過写真撮影作業主任者試験A 2/2 関係法令
問11 答(3)
<この問は労働安全衛生法、施行令、施行規則>
(1)○<法第10条、令第2条>製造業等々で300人以上なら総括安全衛生管理者が必要
(2)○<法第12条、則第7条>製造業は第一種衛生管理者以上、1000人を超え2000人以下なら4人以上選任、1000人超えで専任1人、500人超えで放射線にさらされる業務に30人以上なら専任1人さらに衛生工学衛生管理者から1人選任
(3)×<法第13条、則第13条>1000人以上なら専属の産業医が必要
(4)○<法第12条の2、則第12条の2>10人以上50人未満なら安全衛生推進者が必要
(5)○<法第19条>
<以下法令名記載なきものは電離放射線障害防止規則>
問12 答(2)
<第9条>
(2)×3月、1年、5年
問13 答(1)
(1)×<第4条>100mSv
(2)○<第4条>
(3)○<第6条>
(4)○<第7条>
(5)○<第7条>
問14 答(1)
<第37条>
問15 答(3)
<第8条>
問16 答(3)
<第18条の8、第18条の5>
問17 答(5)
<第52条の3>
問18 答(3)
<第17条>
問19 答(1)
<第56条、第57条、第57条の2>
問20 答(2)
<第54条>
ガンマ線透過写真撮影作業主任者試験B 1/2 ガンマ線照射装置に関する知識
問1 答(1)
問2 答(1)
問3 答(5)
問4 答(5)
鉛とタングステン鋼
問5 答(2)
透過率 = I(透過後の線量)/I0(透過前の線量) = exp(-u(線減弱係数)*x(厚み))
これの対数とったlog(I/I0) = -u*x
を元に考える
u(線減弱係数)=m(質量減弱係数)*d(密度)も知っとく
他がcmなので厚みをcmにするのを忘れずに
loge(2^-1)=-11.4*m*0.17
m=0.36
グラフ読む
問6 答(3)
t期間経過後の放射能A = 元の放射能A0 * (1/2)^(期間t/半減期T)
A/A0 = (1/2)^(t/T)
対数をとる loge(A/A0) = loge((1/2)^(t/T)) = t/T * loge(1/2)
T = 5 * loge(2^-1) / loge(10^-3) = 5* -0.693 / -3*2.30 = 0.5年
問7 答(3)
1.02MeV
問8 答(5)
問9 答(2)
問10 答(3)
ガンマ線透過写真撮影作業主任者試験B 2/2 ガンマ線の生体に与える影響に関する知識
問11 答(3)
問12 答(4)
問13 答(5)
問14 答(4)
問15 答(5)
問16 答(1)
問17 答(5)
(4)×数年〜数十年
問18 答(2)
A×放射線荷重係数のこと
C×皮膚、骨表面
問19 答(1)
(2)×造血障害(骨髄死)
(3)×マウスの腸死の生存期間は3.5日(ヒトは10〜20日)
(4)×マウスの中枢神経死の生存期間は即死〜1日(ヒトは数日)
(5)×@10,A100,B1000Gy
問20 答(4)